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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 被爆者の心のケア ―被爆都市ヒロシマ・ナガサキからみえてくるもの― |
内容 | 被爆者の心の傷は今まで注目を浴びてくることがなかった.あの日生き残った人々の身体的・心的な苦しみは現在も彼らを苦しめ続けている.そして原爆投下から67年,原爆を経験した人々も少なくなってきている今,戦争の本当の恐ろしさ・核兵器廃絶への思いを伝えることができるのは次世代の私たちしかいないのではないか.このような考えから,現在被爆者の置かれている状況について探り,同じ過ちが二度と起こらないようにするにはどうすれば良いのかということを示していきたい.本論では,放射能の基本的な知識に加え,ヒロシマ・ナガサキの当時の被害状況,筆者の出会った原爆体験者3人の方からのインタビュー内容等を掲載し,彼女らの心の傷及びそのケアの展望について考えていく.また,最後の『おわりに』では東日本大震災で被爆された方々についても触れることとする. |
講評 | 広島出身の筆者は、被爆者の心のケアのあり方について考察を深めた。原爆体験者のインタビューを用いることで、特に説得力のある論文を仕上げた。 最後に東日本大震災での新たな被爆者にも関連づけ、心のケアの必要性を訴えたことも印象的である。広島と長崎の教訓を福島に生かす意味でもこの論文の内容は意義深い。 |
キーワード1 | 被爆者 |
キーワード2 | ヒロシマ・ナガサキ |
キーワード3 | 心のケア |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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