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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 上野谷 加代子 |
タイトル | 社会リハビリテーション ―障害者の社会参加を目指して― |
内容 | わが国では,障害者の生活を「施設」から「地域」への移行を促進するために,平成14(2002)年に「障害者基本計画」が閣議決定され,平成18(2006)年には「障害者自立支援法」が制定された.しかし,地域住民の障害者に対する偏見や差別,福祉サービスの不整備,また,障害者自身の自立意欲の欠如など,障害者の地域生活を阻んでいる条件は多くある.そこで,障害者自身が豊かな社会参加を実現する権利を行使するための「社会生活力」を高める「社会リハビリテーション」という分野がある. 本論文では,「社会リハビリテーション」とは何なのか,また,障害者が地域のなかで,自分にとって必要な社会資源を選択・活用し,自主的・自立的な生活を送るためにクリアしなければならない生活条件とは何なのか,ということについて考察している.さらに,その際に課せられる専門職の責任についても言及した. |
講評 | 今年の学年の卒業論文は,「論文の書き方・特訓」の成果が現れたのか,おおむね全員が 形式,内容ともよいできだったと評価している。ただし,11月,12月の上旬は鬼のようになったが・・・・。T・Aが親身になって,資料の収集,細部の修正まで指導の手伝いをしてくれたことも,良い結果に導いた。子ども・家庭問題,障害者問題,高齢者問題,心の問題,いずれの問題もアプローチは地域福祉視点での論文として作成することに,苦労していたようだ。 文献研究だけでなく実習やボランティア活動での体験,ヒアリング,調査などを盛り込み,社会福祉学科らしい論文であった。 中間報告会,卒論発表会など,(あとの飲み会含みで?)3回生,4回生合同での開催は有意義であった。 |
キーワード1 | 障害者 |
キーワード2 | 社会リハビリテーション |
キーワード3 | 社会参加 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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