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学科 社会福祉学科
年度 2008
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル 新しい高齢者コミュニティーの提案 ―パチンコ店のコミュニティーとしての可能性の考察―
内容 現代の社会では,高齢者の孤独,孤立というものが問題になりつつある.そのため,高齢者には更なる人的ネットワークの広がりが必要とされている.本論文では,高齢者の孤独,孤立を明らかにし,パチンコ店をコミュニティーとして提案している.パチンコ店が高齢者コミュニティーと優れている面を,パチンコ店の店舗数,歴史的側面,高齢者の本当に望んでいるコミュニティーの形から論じている.また,パチンコ店がコミュニティーとして機能するために解決すべき問題として金銭的問題やパチンコに対するネガティブなイメージ,ギャンブル依存症等を挙げ,そのために講ずべき対策を検討し,それらを解決した上でのコミュニティーとしての新しい形のパチンコ店を提案した.そこから,それらのコミュニティー型パチンコ店が実現可能かを検討している.
講評  今年の学年の卒業論文は,「論文の書き方・特訓」の成果が現れたのか,おおむね全員が
形式,内容ともよいできだったと評価している。ただし,11月,12月の上旬は鬼のようになったが・・・・。T・Aが親身になって,資料の収集,細部の修正まで指導の手伝いをしてくれたことも,良い結果に導いた。子ども・家庭問題,障害者問題,高齢者問題,心の問題,いずれの問題もアプローチは地域福祉視点での論文として作成することに,苦労していたようだ。
文献研究だけでなく実習やボランティア活動での体験,ヒアリング,調査などを盛り込み,社会福祉学科らしい論文であった。 中間報告会,卒論発表会など,(あとの飲み会含みで?)3回生,4回生合同での開催は有意義であった。
キーワード1 高齢者
キーワード2 コミュニティー
キーワード3 パチンコ
キーワード4  
キーワード5  
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