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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 父子世帯に必要なこと ―母子世帯・海外の父子世帯と比較して― |
内容 | 母子世帯は良く問題にされ取り上げられ、支援制度や施設なども多い。だが父子世帯はどうか。1980年代以降行政の関心は父子家庭にも向けられるようになったが、『ひとり親』とひとまとめにした行政調査によって、父子世帯問題が正確に把握されているのだろうか。確かに母子世帯と共通する困難も多々あるだろうが、それと同時に独自の困難を抱えた世帯なのではないだろうか。母子世帯と共通する、またそれに加えて異なる援助を必要とする世帯なのだと思う。平成22年8月に、父子世帯にも児童扶養手当が支給されることになるなど、父子世帯への関心は高まっていきてはいるが、それでもまだ母子家庭にしか適応されない制度などがたくさんある。父子世帯の抱えている困難とは何か、母子世帯との違いとは、そしてそれらを支援するために今私たちに求められていることは何なのかを論じていく。 |
講評 | 筆者は、父子家庭の支援に必要なことを母子世帯や海外の父子世帯との比較から考察しました。先行研究が少ないテーマでしたが、自分の言葉と文章で説得力のある考察ができていたことが印象に残りました。父子家庭の問題に限らず、母子生活支援施設の実習で体験した母子家庭の問題など、制度や社会のはざまで課題を抱えた人のことをこの卒論のように考え続けていってほしいと思います。 |
キーワード1 | 父子世帯 |
キーワード2 | ひとり親世帯 |
キーワード3 | ジェンダー問題 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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