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学科 社会福祉学科
年度 2012
ゼミ名 永田 祐
タイトル 認知症高齢者の在宅介護 ~地域で支えるネットワークの構築~
内容 現在、日本は少子高齢化の一途をたどっており65歳以上の高齢者が総人口の21%を超えて超高齢化社会となってしまった。それに伴って増加しているのが認知症高齢者である。認知症は高齢者に多くみられる病気で今のところ治療法は無いとされている。さらに、国は認知症高齢者を地域で支えていく姿勢を求め、在宅介護を推奨している。
本論文では、退院を余儀なくされた軽度の認知症高齢者だけでなく、経済的な理由などにより施設などに入所できない、または自らの意志で入所を拒否するなど在宅でケアしていかなければならなくなった認知症高齢者に焦点を当てる。そして、そのような高齢者のおかれている状況を分析し、問題を明らかにしたうえで、各地域の事例や先行研究を取り上げ、認知症高齢者に対する今後の地域でのケアやネットワークの構築について考察していく。
講評  筆者は、認知症高齢者介護の問題を検討しました。今後の高齢化社会の中で、認知症の問題は避けて通ることはできない問題です。そして、そのケアには、社会全体の取り組みが必要です。福祉の分野に進まないからこそ、認知症についてのきちんとした理解を身につけてくれたことを嬉しく思っています。将来、自分自身の周りでも、そして卒論で取り上げたように地域で取り組む際にも、一市民として関心を持ち続けていってほしいと願っています。
キーワード1 在宅介護
キーワード2 地域ネットワーク
キーワード3 認知症高齢者
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