詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 「二人目」の出産・育児へ有効な取り組み ~出産・育児を推奨される社会作り~ |
内容 | 本論は日本における子育ての難しさを「二人目」をキーワードにひも解き,「二人目」を出産・育児しやすい環境を提言した。なお本論中の「二人目」とは,就労と出産・育児のライフワークバランスが取れているかどうかの判断基準としている.達成できていれば,「二人目」以降を出産・育児しやすい環境であるということがわかる。第三章では,単に出産・育児支援を進めていくだけでは少子化対策として効果があるとは言えず,子育て世代の出産・育児の環境と労働環境改善が「二人目」以降の出産・育児に求められていると述べた.そして,子育て世帯の目線で,「二人目」以降を出産・育児しやすくなる要素に以下の3つの要素を必要とした.「出産が推奨され,育児に協力的な社会の仕組み作り」,「理想とする子ども数に見合うような出産・育児の負担軽減」,「家庭のライフスタイルに合わせた選択的支援へと見直し」第四章では上記の三つの要素に沿って、家族政策を提言した。 |
講評 | 筆者は、出生率の低下という問題を「二人目の出産・育児」という視点から考察しました。夫婦出生率が比較的高いことに着目した面白い着眼点に感心しました。実際、有効な取り組みは難しいことは事実ですが、多角的に問題を考察した点が評価できます。みなと同じではなく独自の着眼点を持つという姿勢をこれからも大切にしてください。それはいつも評価されるとは限りませんが、とても大切なことだと思っています。 |
キーワード1 | 二人目 |
キーワード2 | 家族政策 |
キーワード3 | 就労環境 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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