詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 災害で死なないために |
内容 | 大勢の人の命を一瞬にして奪ってしまう災害。自然のパワーは強大であり、人間が到底敵うものではなく、その災害と付き合いながら昔から人々は生活をしていた。しかし、ここ100年で科学技術は驚くほど進歩し人々の生活は大きく変わった。みんなの地域はみんなで守るという意識は次第になくなり政府主導で防災が進められ、人々は災害から身を守るための、生きるための知恵を失ってしまった。 そんな中2012年3月11日に発生した東日本大震災。被害は甚大であり、人々の心にも大きな傷を負わした。そして、地震による津波の二次災害として起きた福島第一原子力発電所事故。この事故は政府の想定が甘かったことが原因による防ぐことができた事故なのであろうか。私たちの危機管理意識の欠如から起こった人災なのではないだろうか。 今後少しでも多く災害により命を失う人がいなくなるように、命を守る主体性を失いつつあるわたしたちに、例をあげながら主体性に命を守ることの難しさと重要さを説いていく。 |
講評 | 「災害で命を落とす人をなくしたい」。消防士を志す筆者の問題意識を強く感じるテーマでした。また、それは一方で私たち一人ひとりが、単に行政などを頼ったり、責めたりするだけでなく、そのために備えることを強く訴えかけるものでした。今後は、消防士として「災害で死なないために」活躍してくれることを期待しています。また、ゼミ運営でも積極的にいろいろな役割を引き受けてくれたことを感謝しています。 |
キーワード1 | 命 |
キーワード2 | 防災意識 |
キーワード3 | 危機管理 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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