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学科 社会福祉学科
年度 2012
ゼミ名 永田 祐
タイトル 軽度発達障害者(児)支援 ―彼らが“生きやすい”環境をつくるには―
内容 軽度発達障害とは、ADHDやLD、アスペルガー症候群などを包含する概念であり、近年、特に教育現場では広く認識されるようになってきた障害である。しかし、一般的な認知度がまだまだ低いことや、日常生活に支障は抱えながらも健常者と同じ環境でも生活できてしまうということが原因で、たとえ本人や保護者であっても、軽度発達障害をもっていると気づかないことは多い。本研究では、そのような軽度発達障害者(児)が“生きやすい”環境とは何かということを、家庭や学校、地域など幅広い視点で考察している。
第一章では軽度発達障害という概念の説明、そしてなぜ軽度発達障害者(児)が早期発見されることが必要なのかということを考察した。第二章では軽度発達障害者(児)を発見した後の家庭での対応、学校と地域で軽度発達障害者(児)に対して行われている支援について紹介し、第三章ではそれらを踏まえたうえでこれからの軽度発達障害者(児)支援について考察した。
講評  筆者は、軽度発達障害者の支援について考察しました。見えない障害ともいえる軽度発達障害者やその家族は、むしろ「軽度」であるがゆえに様々な「生きづらさ」を背負うことになります。様々な取り組みが始まっていますが、まだ緒に就いたばかりです。実際に障害者ともかかわりながら書かれた論文には説得力がありました。今度は筆者自身が、実際の現場で論文にかかれたような課題や問題を解決していかれることを期待しています。
キーワード1 軽度発達障害
キーワード2 早期診断
キーワード3 特別支援教育
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