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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 単身世帯高齢者の孤独死 一社会的孤立に陥った単身世帯高齢者の孤独死の実態とは一 |
内容 | 現代、わが国では、毎年3万2千人の孤独死が発生しているといわれている(橘木,2011:14-16)。また、その中で、単身世帯高齢者の孤独死が半数を占めていると指摘されている。近年、高齢化の問題が深刻化し、2025年までに、単身高齢者世帯数が、全高齢者世帯数の中で、最も多くなるという推計があり(国立社会保障 人口問題研究所 (2003))、これに伴い、高齢者の孤独死がより一層深刻化する可能性は否めない。 本稿では、「なぜ単身世帯高齢者の孤独死がこれほどまでに起きているのか」を、1単身世帯高齢者とそうでない世帯高齢者の社会的孤立度の違い、2男性・女性の社会的孤立度の違い、3都市と地方の社会的孤立度の違い、4.経済状況や雇用形態別の社会的孤立度の違いについて把握する中で、言及していく。また、単身世帯高齢者の孤独死を防止する取り組みを11事例紹介し、単身世帯高齢者の孤独死の要因を把握しながら、「今、孤独死を防ぐために必要なことは何か」について考えていく。 |
講評 | 筆者は、高齢者の孤立や孤独の問題をゼミが始まった時からテーマにして考察を深めてきました。それだけにさまざまな資料や統計などを駆使して現状を把握するだけでなく、自分なりの解決策をしっかり提示できていました。卒論だけでなく、日頃の授業、実習やそのほかの課題でも常にまじめに、誠実に努力する姿勢は、筆者の大きな力だと思います。これからも、その力を自分の進む道で活かしていっていただきたいと思います。 |
キーワード1 | 単身世帯高齢者の孤立 |
キーワード2 | 貧困対策 |
キーワード3 | つながりの構築 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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