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学科 メディア学科
年度 2012
ゼミ名 河崎 吉紀
タイトル インターネット上における自己表現と承認欲求
内容 ポスト近代において大きな物語は終焉を迎え、人々は個性の追求を余儀なくされることとなった。また、インターネットが発達・普及し、コミュニケーションや表現の手段として広く用いられるようになった。ネットアイドルも、そうした表現手段の一形態である。しかし、こうした存在の研究はあまりされておらず、実態が分からないままであった。そこでこの論文では、ネットアイドルの定義づけを行い、その実態、そしてネットアイドルになるに至る動機を、3人の20代女性ネットアイドルへのインタビューから考察した。前述のとおり、個性を求められるようになった人々は、他者からの承認を求めるようになった。自己演出はその承認を得るための一つの手段であり、インターネット上は社会と比較し演出が容易いと言える。そこでネットアイドル達は画像、文字、音声、動画などを用いて自己表現を行っている。また、ファンは評論家として存在する。彼女らはアイドルへの憧れからでなく、承認欲求からネットアイドルになると推察される。
講評 個人的な興味や関心を普遍性をもつ研究テーマに改め、先行研究を整理し、調査によって発見または検証が行われたことを評価する。
キーワード1 ネットアイドル
キーワード2 承認
キーワード3 自己表現
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