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学科 社会福祉学科
年度 2008
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル 家族療法による家族支援 ―乳幼児期の子育て支援に焦点を当てて―
内容 第二次世界大戦後の日本の家族の形は,高度経済成長以降,核家族化,小規模化,多様化が進み、大きく変容してきた.それにともない,家族の機能は縮小・弱体化し,地域とのコミュニティー機能も低下している.そして,未婚率と離婚率の上昇,虐待,ドメスティックバイオレンス,少年非行,不登校,等が著しく増加している.このことから,多くの家族が心の問題を抱えていると言えるのではないだろうか.
本論では,乳幼児期の子どもを持つ家族に焦点を当て,子育て支援の一つとして,家族療法を取り上げた.家族療法によって,家族が抱える問題の早期発見・早期援助を実現させるためには、どのように家族療法を普及させるか,また,その課題は何かを明らかにしていく.
講評  今年の学年の卒業論文は,「論文の書き方・特訓」の成果が現れたのか,おおむね全員が
形式,内容ともよいできだったと評価している。ただし,11月,12月の上旬は鬼のようになったが・・・・。T・Aが親身になって,資料の収集,細部の修正まで指導の手伝いをしてくれたことも,良い結果に導いた。子ども・家庭問題,障害者問題,高齢者問題,心の問題,いずれの問題もアプローチは地域福祉視点での論文として作成することに,苦労していたようだ。
文献研究だけでなく実習やボランティア活動での体験,ヒアリング,調査などを盛り込み,社会福祉学科らしい論文であった。 中間報告会,卒論発表会など,(あとの飲み会含みで?)3回生,4回生合同での開催は有意義であった。
キーワード1 家族療法
キーワード2 子育て支援
キーワード3 児童相談所
キーワード4  
キーワード5  
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