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学科 | メディア学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 佐伯 順子 |
タイトル | ブランドマネジメントから見るアニメ産業 ―ブランド化したスタジオジブリ― |
内容 | 日本のアニメーションは、世界に誇る文化としてめざましい成長を遂げた。政府は、教育機関に漫画やアニメを学ぶ学科を積極的に設立し始め、アニメは今や立派な学問へと昇華している。また、その経済的な効果にも各界が大きく注目しており、海外からの人気も相まって、アニメは巨大産業として日本経済を牽引する存在となった。しかしながら、そうした流れによって必然的に大量生産・大量消費の時代を迎えたアニメは、すでにわが国で飽和状態に陥っており、単純に製品の質をあげるだけでは差別化が難しくなってきている。そこで必要となってくるのがブランド力なのである。本研究では、日本アニメの代表としてスタジオジブリを例に挙げ、産業としてのアニメの歴史をなぞったうえで、アニメがブランド化する必要性について論じ、そのために必要な要素を、スタジオジブリをマーケティング的観点から分析することで明らかにすることを目的としている。 |
講評 | 人気アニメ映画について、作品研究というアプローチではなく、スタジオのブランド化という観点から分析したユニークな角度からの研究。アニメの内容分析ではなく、ブランド研究の一環としてアニメ文化研究を行い、その人気の理由を明らかにした点に重要な意義が認められる。 |
キーワード1 | スタジオジブリ |
キーワード2 | ブランドマーケティング |
キーワード3 | ブランドエクイティ |
キーワード4 | ブランドロイヤルティ |
キーワード5 | キャラクタービジネス |
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