詳細 | |
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学科 | メディア学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 佐伯 順子 |
タイトル | アメリカ映画における「ブロンド」と「ブルネット」の対比 |
内容 | 現在のアメリカでは、ブロンド女性は「美人で優しいがオツムが弱い」、ブルネット女性は「知的で賢いが計算高く、容姿はいまいち」といったステレオタイプがある。本論文では、こうしたイメージがどのように確立されていったのか、時代によってどのようにイメージが変化していったのかを考察し、アメリカ映画を2作品とりあげ、そこに描かれている女性像を分析し、比較検証した。その結果、時代と共にブロンドは「穏やかさや優しさ、もろさ、癒し」といったイメージから「魔性の女」、そして「おバカでオツムが弱い」というイメージ、ブルネットは「恐ろしさや闇、危険」といったイメージから「良妻賢母」、そして「知的で計算高い」といったイメージへと変化したことがわかった。こうした変化や、イメージの形成には映画や文学などのメディアが大きく影響していた。また、映画だけでなく、マリリン・モンローなどの有名人の人生もステレオタイプに反映していた。これからも二つのイメージは変化し続けるのだろう。 |
講評 | アメリカ映画において女性の髪の色が有するイメージを具体的な表象分析により考察。抽象論ではなく、映画のセリフやプロットを丁寧に分析している点に成果が認められる。 |
キーワード1 | アメリカ映画 |
キーワード2 | ブロンド |
キーワード3 | ブルネット |
キーワード4 | マリリン・モンロー |
キーワード5 | |
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