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学科 社会福祉学科
年度 2008
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル チェコの社会保障 -その概要と老齢年金の実効性の考察-
内容 現在、日本で海外の社会福祉を学び研究するにあたり、研究対象が北欧であれば私たちは豊富な情報量を得られる。しかし、研究対象がこと東欧となると研究そのものが相対的に少なく、私たちは情報へのアクセスをたちまち窮してしまう。日本語で書かれた資料や文献を探すとなると、チェコに至っては年金以外満足な情報さえ手に入らない状態にある。こうした情報量に開きある現状に端を発し、本論文ではチェコの基本的な社会保障情報をまとめあげ、提供した。
提供した社会保障情報を実生活に即したものとして理解してもらうため、それぞれを利用が想定されるライフステージ毎に分類し、整理していった。また、制度の実効性を明らかにするため、一例として老齢年金がどれほど生活を支えうるのかをOECD諸国との比較を手立てにして検証した。それだけでなく、これらの過程を通して導出できたチェコの社会保障の特徴にも言及した。
講評 今回の08年度埋橋ゼミ卒業生のクラスは総勢20名という「大所帯」でした.そのため3年生のときは正直言って一人ひとりに十分目が届きませんでした.それを「挽回」すべく(?),4年生の4月から1回につき2人の卒論発表をインテンシブにやりました.そのときに発見したのですが,それらの発表には優秀なものが多数含まれていました.最終的な産物である卒業論文も全般的にレベルの高いものになりました.TA山村さんの助力も大きかったと思います.各人の卒論寸評については社会福祉学生委員会『同志社福祉研究』No.51(2009年3月発行)をご覧ください.
キーワード1 チェコ
キーワード2 社会保障
キーワード3 年金
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