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学科 メディア学科
年度 2012
ゼミ名 竹内 長武
タイトル アニメにおける地域性の表象-アニメ聖地巡礼に対する[地域]と[旅行者]のまなざし-
内容 アニメやマンガの舞台地となった地域をファンが巡る現象が、日本国内の様々な地域で見られるようになった。こうした現象は一般的に「聖地巡礼」と呼ばれている。ここでの「聖地」とは即ち、作品のモデルとなった舞台地を指し、ファンにとってそうした地域が特別な場所である事を物語っている。本稿では、聖地巡礼現象の成立史において重要と思われる8つのアニメ作品を事例とし、作品本編における地域性の演出方法や、聖地巡礼現象を誘発する仕組みについて考察していく。第1章では、聖地巡礼を取り巻く環境や旅行者の行動を確認し、聖地巡礼現象の特異性について明らかにしていく。次いで第2章では、聖地巡礼現象の成立史において特に重要と思われる作品を取り上げ個別に分析する。第3章では、それぞれの個別の分析によって得られた結果から、作品における地域性の表現についてまとめ、巡礼者・舞台地域との関係性について言及していく。
講評 先行文献もきちんと押さえ、なおかつ自らの問題意識を失うことなく、多数のアニメ作品を分析した点は高く評価できる。論理性があり、また文章もわかりやすい。画像を比較している点も理解しやすい。
キーワード1 アニメ
キーワード2 聖地巡礼
キーワード3 観光
キーワード4 ツーリズム
キーワード5 オタク
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