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学科 | メディア学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | ニコニコ動画の成功に見る、コンテンツ消費の新しい形 |
内容 | インターネットの普及率が高まり、インターネット動画共有サイトの使用頻度も増えている昨今、日本発の「ニコニコ動画」が大躍進をみせている。本論文では、ニコニコ動画の成功要因を探り、そこからコンテンツ消費の新しい形を論じ、ニコニコ動画がもたらす新しいネット環境について考察していく。第1章では、ニコニコ動画の概要、サービス、収益について論じる。特に、収益化が難しいと言われる動画共有サービスにおいて短期間で黒字化に成功した要因について考察する。第2章では、ニコニコ動画最大の特徴であるコメント機能について論じる。特にコメント機能によって可能になった「疑似同期」的視聴を中心に、コメント機能がもたらした独自性について考察する。第3章では、ニコニコ動画内のランキングから現在の人気カテゴリの傾向をつかみ、カテゴリに共通する項目を導き、コンテンツ消費の新しい形について考察する。第4章では、3章で述べたコンテンツ消費をサポートする「クリエイター奨励プログラム」、そして、ネットユーザーの社会進出を後押しする「ニコニコ超会議」について論じる。そこからニコニコ動画の今後についての考察を行う。 |
講評 | ニコニコ動画をひとつの例にして、あたらしいメディアの形態とその可能性について論じたもの。同時の共有性、相互の交流等、これまでにないメディアのあり方が、新時代性を感じさせるとして、具体的にサイトのさまざまなジャンルについて分析している。 |
キーワード1 | ニコニコ動画 |
キーワード2 | コメント機能 |
キーワード3 | 疑似同期 |
キーワード4 | コンテンツ |
キーワード5 | クリエイター奨励プログラム |
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