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学科 メディア学科
年度 2012
ゼミ名 竹内 長武
タイトル ピクサー作品に大人のファンが多い理由
内容 100発100中とも言われるほどのヒット率を誇り、多くのアカデミー賞受賞作品を生み出すピクサー・アニメーション・スタジオ。ウォルト・ディズニー社の市場調査では、今や幼い子どもの母親がディズニーよりピクサーのブランドに信頼を寄せていることが明らかになった。幅広い年齢層に支持されるピクサー作品であるが、本論文ではピクサーの「大人向けアニメ―ション映画」としての一面に焦点を当て、ピクサー作品がいかにして大人の心を掴んでいるのかを分析する。論文の前半ではピクサーの歴史を辿り、エド・キャットムル、アルヴィ・レイ・スミス、ジョン・ラセターの3人がピクサー・アニメーション・スタジオを創立した目的や、ウォルト・ディズニー社との関連性を調べる。また、ピクサー作品とディズニー作品とを比較し、製作方法の違いが作品にどのような影響を与えているのかを分析する。後半ではピクサー作品の随所に散りばめられる風刺性を中心に、作品の主軸となるテーマや大人が感じる懐古性などの観点から、ピクサー作品が大人を惹きつける要素を明らかにしていく。
講評 ピクサー作品の風刺性についてこだわり、作品を調査していくと、大人にも楽しめる作品づくりをしていることがわかる。皮膚の質感やパントマイムの動きなど、リアルでかつ象徴的な映像づくりに、その特質を見いだしている。
キーワード1 風刺性
キーワード2 制作スタイル
キーワード3 ターゲット層
キーワード4 セットの共通化
キーワード5 懐古性
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