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学科 メディア学科
年度 2012
ゼミ名 竹内 長武
タイトル 宇宙人とメディア
内容 10年ほど前と比べるとテレビ番組は「宇宙人、UFO番組」が格段に減り、私達の中からは宇宙人に対する恐怖心があまり見られなくなったように思われる。その原因として、メディアによって作られている「宇宙人像」が変化していることが挙げられるのではないだろうか。「宇宙人」が存在するかどうかが曖昧な対象であるからである。本論文では、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのメディアを介した宇宙人騒動や、宇宙人キャラクターなどをみていくことで、どういった情報操作があり、また受け取る私達の心理にどういった現象をもたらしているのか、またその変わりゆく宇宙人像をサブカルチャーからみていくこととする。1章では宇宙人の存在に対する様々な意見を挙げ、メディアによって混乱を招いたとされる「ロズウェル事件」と「宇宙戦争事件」の2つを取り上げ、いかにしてそれほどまでのパニックが起こったのかを分析する。2章では従来の「ステレオタイプ宇宙人」がいかにして私達の中の共通の「宇宙人」となったのか、また現代の多様化した「宇宙人」の描かれ方をキャラクターやCMなどから分析し、サブカルから読み取れる「宇宙人」の外見・内面の変化も併せてみていく。
講評 テーマそのものが奇抜で人の興味を引きつける。映画やラジオ、テレビ等、さまざまなメディアの中の宇宙人像をめぐりながら、より人間化し親しみのあるキャラクターに変化している有様をよく説明している。
キーワード1 宇宙人
キーワード2 メディア
キーワード3 ラジオ
キーワード4 新聞
キーワード5 サブカルチャー
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