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学科 産業関係学科
年度 2012
ゼミ名 阿形 健司
タイトル 正社員登用制度における導入理由の検討とその継続要因‐パートタイム労働者が多い飲食業界では‐
内容 3回生時の産業調査実習の聞き取り調査でふと耳に挟んだ「正社員登用制度が整備されていても利用する人がいなくて困ってる企業さんもあるみたいだよ」という心に残る一言を少しでも紐解いていけたらなというきっかけから本稿の作成が始まった。本稿の目的は、先行研究において私が納得することができなかった外食産業における「モラール向上」という正社員登用制度の導入理由の検討、および外食産業の導入理由として先行研究であげられる「人材確保・即戦力確保」の裏付けを、正社員登用制度を運用し続けている2社と運用をやめた1社に聞き取り調査を行うことで立証すること、また制度対象者であり自ら非正規雇用の道へ進む方が多いパートタイム労働者側の思惑と制度の導入理由が相反する「飲食・宿泊業」において制度を活用し続けていく秘訣、以上の2点を探ることである。そして上記の点を明らかにすることによって、最終章では現在活用できていない企業や導入を検討している企業に対して制度への新たな足掛かりを述べている。
講評 各自の問題意識に基づき研究に取り組んだ成果が卒業論文のできばえに表れている。今年度は欧文文献を参照した人が何人かいたことは喜ばしい。卒業研究に取り組んで獲得した知見と認識した課題を今後の人生にぜひ活かしてほしい。
キーワード1 正社員登用制度
キーワード2 パートタイム労働者
キーワード3 飲食産業
キーワード4 非正規雇用
キーワード5  
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