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学科 産業関係学科
年度 2012
ゼミ名 阿形 健司
タイトル 電力供給と経済性 ―原子力を経済的に代替できるか―
内容 東日本大震災の後、国内の原子力発電は多くが停止しているが、経済性を考えてこれを再稼働させようという議論が一部で盛んである。「原子力発電は経済的である」というのがこれまでの通説になっていて、しばしば再稼働か経済的負担の増大かという状況になっている。
 しかし、本当に原子力は経済的に不可欠なのだろうか。他の電源で、経済的、安定的に電力供給をまかなうことは出来ないのだろうか。本論文は、実際の発電の経済性を分析し、原子力を除いた電源だけでも、2020年までに経済的な電力供給が成り立つかどうかの検証を試みた。
 その結果、電源の組み合わせの再構成、燃料調達価格の見直し、効率的なエネルギー消費システムの推進などによって、実現可能であることが明らかになった。
講評 各自の問題意識に基づき研究に取り組んだ成果が卒業論文のできばえに表れている。今年度は欧文文献を参照した人が何人かいたことは喜ばしい。卒業研究に取り組んで獲得した知見と認識した課題を今後の人生にぜひ活かしてほしい。
キーワード1 発電単価
キーワード2 電源のベストミックス
キーワード3 コージェネレーションシステム
キーワード4  
キーワード5  
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