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学科 産業関係学科
年度 2012
ゼミ名 阿形 健司
タイトル 若者の就職における地元志向―なぜ今、地元で働くのか―
内容 現代の若者は、就職する際に地元志向が高まっていると言われている。そこで本論文ではまず、地元志向の高まりを統計・先行研究から確認している。また、若者が就職先を選ぶ際に重視するものとして、場所、特に地元というものを重視する傾向があることがわかった。そして若者の地元志向が生まれる要因を、経済的要因・存在論的要因・社会的要因の3つの側面から研究している。3つの側面どれからも、若者の地元志向を生む要因の一つであるという結果がわかり、若者の地元志向を生む要因は1つに定まらず、多岐にわたっていることがわかった。若者の地元志向が高まるということは、地域社会にも少なからず影響を及ぼすことがわかり、プラスの面とマイナスの面があることがわかった。その両面を受けて、地域社会が実際に行った雇用対策の具体例に触れている。そして、今後地域社会はより若者の雇用対策に力を入れる必要があるのではないだろうかと考えられる。
講評 各自の問題意識に基づき研究に取り組んだ成果が卒業論文のできばえに表れている。今年度は欧文文献を参照した人が何人かいたことは喜ばしい。卒業研究に取り組んで獲得した知見と認識した課題を今後の人生にぜひ活かしてほしい。
キーワード1 若者
キーワード2 地元志向
キーワード3 県外就職
キーワード4 地域
キーワード5 若年雇用
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