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学科 産業関係学科
年度 2012
ゼミ名 石田 光男
タイトル なぜキューバの教育水準は高いのか
内容  日本から遠く離れたカリブ海に浮かぶ島国、キューバ。筆者は、留学時代での様々な縁と出会いから、この国とつながりを持った。
 最初は、自身の語学力を向上させる目的での滞在だったのだが、街並み、海の色、風の匂い、人々、すべてが日本とは異なる土地で生活するうちに、多様な価値観にふれ強くキューバに惹かれていった。
 そして、偶然が重なり現地でキューバの教育制度について知ることになる。無償の教育、高い教育水準、さらに、誰にでも大学に行く道が開かれているということに驚いた。そのときの衝撃は非常に大きく、帰国後も「もっとキューバという国について知りたい。」という思いが胸の奥で燻り続けていた。
 そのため、筆者は、2年次の産業関係学基礎論文において、キューバの教育制度について調べた。しかし、そのときは字数の関係などもあり、あまり深く踏み込めず不完全燃焼で終わってしまった。
 そこで、今回、卒業論文でもう一度このテーマを取り上げ、少しでも深く理解できるよう努力した。
講評  社会科学の実証研究の一つの柱は制度の研究であるが、キューバの教育制度を丹念に調べている点が評価できる。そこで生きている人々の価値観を示唆できるとさらによくなったはずであるが、制度から価値への探求は学部レベルでは困難であるからやむを得ないか。
キーワード1 少人数教育
キーワード2 教育投資
キーワード3 教師教育
キーワード4 キューバ
キーワード5  
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