詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 労働者派遣の是非 ―物の製造業派遣における偽装請負を焦点にあてて― |
内容 | 労働者派遣法が成立し、施行されてから20年以上が経過した。現在派遣労働は、企業にとって欠かせぬ戦力となっている。派遣労働はライフスタイルに合わせて多様な働き方ができることから望んで働いている人も多い。しかしながら、正社員になれないために派遣という道を選び、なおかつ低賃金でいつ解雇されるかわからないという不安を抱いている労働者も少なからず存在する。 労働者派遣法が施行されてから今までに規制緩和の流れに沿って法改正が進んでいき、1999年の法改正で原則自由化され、さらに2004年の法改正では「物の製造業の派遣」が解禁された。この頃から労働者派遣の問題が表面化してくる。初めに問題となったのが偽装請負である。この問題では労働者派遣法の法的未整備と企業の社会的責任のあり方が問われており、労働者保護を目的とする法改正が急がれる。 |
講評 | 今回の08年度埋橋ゼミ卒業生のクラスは総勢20名という「大所帯」でした.そのため3年生のときは正直言って一人ひとりに十分目が届きませんでした.それを「挽回」すべく(?),4年生の4月から1回につき2人の卒論発表をインテンシブにやりました.そのときに発見したのですが,それらの発表には優秀なものが多数含まれていました.最終的な産物である卒業論文も全般的にレベルの高いものになりました.TA山村さんの助力も大きかったと思います.各人の卒論寸評については社会福祉学生委員会『同志社福祉研究』No.51(2009年3月発行)をご覧ください. |
キーワード1 | 派遣労働者の保護 |
キーワード2 | 労働者派遣法改正案 |
キーワード3 | 企業のあり方 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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