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学科 社会福祉学科
年度 2008
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル 人は最期をどこで迎えることが幸せなのか -在宅医療と健康の重要性-
内容 昨年夏、病院での実習において、高齢者の方たちを取り巻く厳しい状況を目の当たりにしたことから、人の最期というものについて考えるようになった。その経験から、本論文は、理想的な最期の在り方、幸せな最期とは一体どういうものであるのかについて、自分なりの答えを導き出すことを目的として執筆した。
 そのために、日本の高齢社会の現状や人々の終末期に対する思い等を把握することから始めた。その結果、多くの人が「自宅での最期」を望んでいることがわかった。しかし、実際には、人々の思いとは裏腹に、約8割の方が医療機関で最期を迎えている。
 人々の願いを叶えるためには、どうしたらいいのだろうか。地域格差等の問題を調べ、回帰分析を行った結果、在宅医療と人々の健康度合いが、その願いを実現するための重要なカギを握っていると考えた。ゆえに、本論文では、この2つを柱とし、在宅療養支援診療所を通してこれからの在宅医療を考え、健康面では、健康寿命やサクセスフル・エイジングに着目した。
講評 今回の08年度埋橋ゼミ卒業生のクラスは総勢20名という「大所帯」でした.そのため3年生のときは正直言って一人ひとりに十分目が届きませんでした.それを「挽回」すべく(?),4年生の4月から1回につき2人の卒論発表をインテンシブにやりました.そのときに発見したのですが,それらの発表には優秀なものが多数含まれていました.最終的な産物である卒業論文も全般的にレベルの高いものになりました.TA山村さんの助力も大きかったと思います.各人の卒論寸評については社会福祉学生委員会『同志社福祉研究』No.51(2009年3月発行)をご覧ください.
キーワード1 人の最期
キーワード2 在宅医療
キーワード3 健康
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