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学科 教育文化学科
年度 2012
ゼミ名 宇治郷 毅
タイトル 柳田國男の日本人論の展開~山人の発見から海上の道へ~
内容  本論文は、柳田國男の日本人観について述べたものである。柳田の日本人観の根本には、日本人のルーツは何か、現在の日本人の特質は何かという問題意識がある。それを考察するために、第一章で柳田國男の生涯をたどり、その生い立ちや幼少期の経験などを明らかにし、最後に彼がどのようにして民俗学者になるに至ったかについて述べた。そして第二章では、民俗学者としての柳田がどのように日本人観を展開させたかについて、「山人と常民」、「祭り」、「先祖」、「言葉」の4つの観点からその変遷を考察した。最後に第三章では、柳田の著作である『海上の道』を手がかりに、沖縄という土地が持つ民俗学的な意味が、柳田の日本人観にどのような影響を与えているかを論じた。
講評
キーワード1 柳田國男
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