詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | 少年院の活動と非行少年の更生 |
内容 | まず第一章では少年院に入るまでの経緯をみていく。ここでは少年院の種類や、矯正教育の内容、処遇期間などに関して記す。また非行少年の定義や非行に走る少年の特徴について挙げたいと思う。第二章では少年院で行われている指導に注目する。ここでは少年と彼らを支える親の双方の立場から更生に導く活動をみていく。まず少年に対する指導として、更生に有効だと思われる「特別活動」の意義を考える。学科や資格の勉強も出院後には大切であるが、まずは一人の人として自分と向き合い、犯した過ちと向き合わなければならない。その機会を与えると思われる具体的な特別活動を例に、少年たちの心の変化や思いを紹介していく。併せて、少年の一番近くで支えることができる親への支援の重要性を考えていく。最後に第三章では、出院後の少年の生活をみていく。更生には非常に多くの壁があり本人の強い意志や周りの支えが必要とされる中、更生に必要なものは人を思う気持ち、そしてその気持ちは自分自身で考え行動して生まれるものだということを、葛藤を繰り返しながらも更生へ進み始めた少年を通して明らかにしたい。 |
講評 | 我国現時点で喫緊の課題である児童虐待及び少年犯罪が、救済、支援、教育、更生の観点から論じられ、その一端を担う児童相談所、少年院などの役割についても事例を挙げながら深く考究していた点が評価できる。 |
キーワード1 | 支えになる人 |
キーワード2 | 少年自身の改心 |
キーワード3 | 環境 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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