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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | 特別支援教育の現状と課題―自治体との連携を中心に― |
内容 | 特別支援教育とは、「障害による学習上又は生活上の困難を克服するための教育」(学校教育法第81条)と定義されている。具体的には、盲・聾・養護学校及び特殊学級における教育に加えて、学習障害や注意欠陥/多動性障害児等、通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒への対応も積極的に行う教育のことである。 この教育は、学校、教師、保護者、そして行政、自治体の連携がないと成り立たない。それゆえ、本論文は特別支援教育の現状と課題を自治体との連携を中心に考察した。 第1章で、障害児教育の歴史を振り返り、その教育内容の変遷を明らかにした。第2章で、自治体と学校の連携を中心に現状と課題を指摘した。それを踏まえ、第3章で、東京都の実践例をとりあげ、実際の連携活動と学校運営の実態を考察した。第4章で今後の課題を述べた。 |
講評 | 日本の教育に関するものとして、音楽教育における伝統音楽の位置づけ、小学校における外国語活動の導入、生命尊重と動物介在教育の意義、特別支援教育と行政の役割など現時点で大きな課題となっているものが取り上げられ、歴史的、社会的視野を踏まえて、生徒の知的、情緒的、人格的側面にどのような影響を及ぼしているかという点と教師の教育方法など教育現場での問題の解明に迫り、また学校教育を行政との関連など外部の視野を取り込んで考察している点が評価できる。 |
キーワード1 | 特別支援教育 |
キーワード2 | 自治体 |
キーワード3 | 連携 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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