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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | 「韓国の大学入試制度ーその変遷と受験競争を 中心にー」 |
内容 | 韓国では1980年ごろから大学入学者が急速に増加してきた。そして、このころから大学の受験競争は過激になった。韓国の高等教育は大学の受験競争が激しくなったことにより多くの問題を抱えることになり、それは社会問題にまで波及していった。 この論文では、韓国の大学入学制度の変遷や過去に行われた教育改革から、どのようにして現在のような受験競争が発生したのかについて明らかにしていくとともに、そこから生じる問題とはどういったものであるかを中心に論じた。第1章では基本的な教育制度、入試制度の詳細について述べ、第2章では、大学入試の変遷と重要な教育改革である中学無試験進学制度と高校平準化措置について扱い、第3章では、韓国の教育の歴史には欠かせない過剰な私教育の問題や、受験競争から生じる社会問題について紹介した。そして、最後に現在推進している大学入試改革案について扱い、今後の韓国の大学入試制度について考察した。 |
講評 | 今年度は、アジアの教育分野で質の高い幅広い分野の卒論が多く提出された。対象国はシンガポール、マレーシア、カンボジア、ブータン、タイ、韓国であった。それぞれの国の教育理念、教育政策、教育制度、入試制度、日本語教育などにつき、国民統合、社会発展、人材養成、国際関係構築などとの関係で鋭い考察をしていて、評価できるものが多かった。 |
キーワード1 | 韓国 |
キーワード2 | 受験 |
キーワード3 | 入試制度 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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