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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | 生命尊重の精神を育てる教育-小学校における動物介在教育の現状と課題― |
内容 | 現代の子どもたちは、他者への思いやり、他の生命や自然環境への感謝等、昔から日本人が大切にしてきたことを忘れてしまっているように感じる。国民が皆「自分さえよければそれでいい」という精神では国は続かない。本来幼少期から少年期に形成されるべきであると筆者が考える、思いやりの心を育てる教育、生命や自然を尊重する精神を養う教育として、世界でも注目されている動物介在教育に焦点を当てた。これまで明らかにされてきた動物や動物飼育が人に与える影響、動物介在教育の意義と内容、我が国の小学校教育における動物介在教育の実態と効果を調査することにより、動物介在教育は生命尊重の精神を養う教育に適しているのかを問い、今後どのように日本で動物介在教育を発展させていくべきであるかを考察する。また、周囲の環境からさらに視野を広げて、やがては国を背負って立つという気概を持った子どもたちを育てていくための教育の一端を担うことと考え、論じていく。 |
講評 | 日本の教育に関するものとして、音楽教育における伝統音楽の位置づけ、小学校における外国語活動の導入、生命尊重と動物介在教育の意義、特別支援教育と行政の役割など現時点で大きな課題となっているものが取り上げられ、歴史的、社会的視野を踏まえて、生徒の知的、情緒的、人格的側面にどのような影響を及ぼしているかという点と教師の教育方法など教育現場での問題の解明に迫り、また学校教育を行政との関連など外部の視野を取り込んで考察している点が評価できる。 |
キーワード1 | 動物介在教育 |
キーワード2 | 動物飼育 |
キーワード3 | 生命尊重 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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