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学科 社会福祉学科
年度 2008
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル 児童養護施設における自立支援 -児童の自立を支えるために必要な支援とは-
内容 児童養護施設には約3万人の児童が入所し、生活している。児童は原則として18歳になると施設を退所することになる。退所後は一人暮らしをしたり、親元へ帰ったり、他の施設に移ったりと、進路は様々であるが、どの児童も生活環境は一変する。退所後の生活に課題を抱える児童は少なくなく、施設に出戻る児童もいるという。本論文では、児童養護施設における自立支援はどうあるべきか、児童の自立を支えるためにはどのような支援が必要なのかということを考察した。
論文前半では近年の養護問題の複雑・多様化による児童養護施設に求められる役割の変化や、児童に対する自立支援がどのように行われてきたのかを見ていった。後半では、児童養護施設職員へ自立支援の実態調査をし、現在の施設で行われている自立支援における課題を見出した。それをふまえて、児童の自立を支えるために必要な支援とその充実のためにできることは何かということについて考察した。
講評 今回の08年度埋橋ゼミ卒業生のクラスは総勢20名という「大所帯」でした.そのため3年生のときは正直言って一人ひとりに十分目が届きませんでした.それを「挽回」すべく(?),4年生の4月から1回につき2人の卒論発表をインテンシブにやりました.そのときに発見したのですが,それらの発表には優秀なものが多数含まれていました.最終的な産物である卒業論文も全般的にレベルの高いものになりました.TA山村さんの助力も大きかったと思います.各人の卒論寸評については社会福祉学生委員会『同志社福祉研究』No.51(2009年3月発行)をご覧ください.
キーワード1 児童養護施設
キーワード2 自立支援
キーワード3 アフターケア
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