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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | 小学校における外国語活動の現状と課題 |
内容 | 本論文は、日本の小学校における外国語活動の現状と課題について論述したものである。日本では、2011年度から小学校5年生・6年生に「外国語活動」主に英語が導入されることになった。このテーマに興味関心を寄せる者が多くなる中、このままで果たして効果的な教育をおこなうことは出来るのか、という点に私は疑問をもった。そこで先行研究や私自身のアメリカ滞在経験をもとに、より効果的な授業展開はいかにすれば可能かを探っていく中で、課題を見つけ、解決方法を考察した。日本においては、他国の英語教育先進国と呼ばれている韓国などに比べて教員研修が少ない事や、中学校と小学校間の連結がまだまだ上手くいかない状態があるのが現状である。また、外国語活動が5年生・6年生に導入されたが、その時間は週に1回程度と、英語を習得するには少なすぎると私は考えた。他教科との兼ね合いも考えるとこれが限界なのであろうが、それならば、授業の内容や、授業外において対策を練る必要があると考えている。 |
講評 | 日本の教育に関するものとして、音楽教育における伝統音楽の位置づけ、小学校における外国語活動の導入、生命尊重と動物介在教育の意義、特別支援教育と行政の役割など現時点で大きな課題となっているものが取り上げられ、歴史的、社会的視野を踏まえて、生徒の知的、情緒的、人格的側面にどのような影響を及ぼしているかという点と教師の教育方法など教育現場での問題の解明に迫り、また学校教育を行政との関連など外部の視野を取り込んで考察している点が評価できる。 |
キーワード1 | 小学校 |
キーワード2 | 外国語教育 |
キーワード3 | 英語 |
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