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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | タイにおける日本語教育の現状と課題 |
内容 | 日本とタイは歴史的、経済的に深い関係があり、2007年には修好120周年を迎えている。日系企業のタイ進出や観光業といった経済面、高い技術の日本製品、アニメや歌、コンピューターゲームといったサブカルチャーの流入による親日感情等により、日本とタイは良好な関係を築きあげてきた。 このように関係が深まるにつれ、日本語の重要性は高まり、全学校教育機関・民間団体ともに日本語学習者は増加している。現在、タイでの日本語教育者数は世界で第7位である。なかでも中等教育機関における日本語教育者数の伸び率は目覚ましく、1994年以降において学習者数・日本語講座開設数ともに約10倍にまで増加している。機関別に見ても、高等教育機関での学習者数を超え、最も学習者数が多くなっている。そこで、日本語が教育の場に表れてからの歩みを辿り、主に中等教育機関に着目し、学校教育と民間団体、それぞれの日本語教育の場での現状と課題について考察する。 |
講評 | 今年度は、アジアの教育分野で質の高い幅広い分野の卒論が多く提出された。対象国はシンガポール、マレーシア、カンボジア、ブータン、タイ、韓国であった。それぞれの国の教育理念、教育政策、教育制度、入試制度、日本語教育などにつき、国民統合、社会発展、人材養成、国際関係構築などとの関係で鋭い考察をしていて、評価できるものが多かった。 |
キーワード1 | タイ |
キーワード2 | 日本語教育 |
キーワード3 | 中等教育 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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