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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | 妖怪・怪異の民俗学-超常的な存在からの教訓- |
内容 | 我々が生きている現代にも、昔話やわらべ歌などを筆頭に、伝承や伝説が脈々と生き残っている。日本民俗学を読み解くことは、我々の文化を再発見する試みであり、日本人の生き方についての考察を深めることができる機会でもあると思われる。この論文では「霊」や「幽霊」、「妖怪」などの非日常的な、言い換えれば超常的な存在について明らかにしていくとともに、「異界」などの我々が知らない世界をのぞいていくことができればと思う。 日本だけにとどまらず、古今東西、妖怪や幽霊といった類の話は尽きないが、この世の人間以外の不可思議な存在について、人々は何とも言えない魅力を感じ、いろいろな想像やイメージを膨らませているが、それらの人々の心の根底には、本来的な恐怖や畏怖の感情がじっと横たわっていることもまた事実であろう。 この論文を通して、先人たちが生み出した妖怪変化の姿とその意味を、解き明かしていくことができれば幸いである。 |
講評 | 柳田国男の日本人論、妖怪・怪異の民俗学は、日本文化の基層に迫る文化人類学的作業であり、幅広い文献を押さえていること、またそれについての鋭い考察が多くみられる点が評価できる。 |
キーワード1 | 妖怪 |
キーワード2 | 幽霊 |
キーワード3 | 異界 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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