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学科 教育文化学科
年度 2012
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 渋沢栄一から見る思想と教育~渋沢の事業を通じて~
内容 本論文では渋沢栄一の生き方を通して教育の観点から論ずる。渋沢栄一を論じていくにあたり、第一章では渋沢栄一の人間形成を取り上げその第一節では生い立ちについて幼少時代から順を追って論じる。第二節では人間形成でも最も渋沢栄一が影響を受けた西洋体験について体験を通じて渋沢栄一が世界を見て今の日本をどう感じ、またどう心境の変化があったのかということについて論じる。第三節では幼少時代や西洋体験を経て日本に帰国後の渋沢栄一が日本経済界へ進出し、社会事業への参画について触れながら、どういった功績を上げたのかについて論じていきたいと考える。そして第二章では渋沢栄一の思想について論じていく。第一節では渋沢栄一福祉事業について論じ、第二節ではその社会事業に対する渋沢栄一の理念について論じ、第三節では渋沢栄一の経済道徳合一主義の考え方について論じる構成である。
講評 毎年、卒業論文の時期が待ち遠しい。なぜなら、論文の作成を通して、初めて学生と向き合うことが出来るからである。毎年のことながら、学生は最初はレポートと卒業論文との区別が明確ではなかったが、本格的に取り組む過程で、隠された才能を余すことなく発揮するようになった。
 前日の夜遅く神戸の出張先から研究室に戻り、遅れている学生と付き合ったこともいい思い出である。「もう少し時間があったらいい論文になったのに」という言葉を聞くだけで、論文指導は成功したと実感した。みんなよく頑張った。

キーワード1 渋沢栄一
キーワード2 実業家
キーワード3 教育
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