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学科 教育文化学科
年度 2012
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 松下幸之助の人間形成と人材教育論
内容 本論文では松下幸之助の人間形成の過程及び彼の教育論について言及していく。松下幸之助は日本の経営者として代表的な人物であり、またPHP研究所や松下政経塾の設立など経営以外の面でも多くの業績を残している。そのため松下幸之助に関する研究は様々な方面からのアプローチが可能であり、実際多くの研究が行われている。その中でも本論文では彼の人間形成及び教育に対する哲学に焦点を当てている。彼が経営のみならず多方面で業績を残すことになった要因を、彼の生涯を丹念に調査することで明らかにしていきたい。そして、彼の人材に対する教育論にスポットを当て調査することで、彼の考えをより深く研究していく。更に彼が晩年最も注力した松下政経塾の教育と変遷を見ていき、そこに表れた彼の哲学を読み取ることに加え、松下政経塾の問題点を浮き彫りにしていく。
講評 毎年、卒業論文の時期が待ち遠しい。なぜなら、論文の作成を通して、初めて学生と向き合うことが出来るからである。毎年のことながら、学生は最初はレポートと卒業論文との区別が明確ではなかったが、本格的に取り組む過程で、隠された才能を余すことなく発揮するようになった。
 前日の夜遅く神戸の出張先から研究室に戻り、遅れている学生と付き合ったこともいい思い出である。「もう少し時間があったらいい論文になったのに」という言葉を聞くだけで、論文指導は成功したと実感した。みんなよく頑張った。
キーワード1 松下幸之助
キーワード2 人間形成
キーワード3 経営
キーワード4 PHP
キーワード5 松下政経塾
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