詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 金子 邦秀 |
タイトル | 学校における視聴覚教育の有効性 |
内容 | 本論文では,学校における視聴覚教育の有効性について検討する。人間の記憶力は文章よりも画像の方が影響を受けやすいため,視聴覚教育は児童生徒の学習活動を支援でき,これを生かして学力向上につなげることが期待できる。視聴覚教材は児童生徒の興味・関心を引き出す効果と,学習内容の理解を促進させる効果を持っている。しかし,視聴覚教育を行う場合,指導者はその短所と長所を十分理解した上で,授業を進めなければいけない。視聴覚教材を用い過ぎることはかえって学習者の集中を阻害する可能性がある。さらに,指導者自身も視聴覚機器を完璧に操作できるよう訓練しなければならない。よって,確かに視聴覚教育を用いることは児童生徒の学習活動を促進出来るが,それには教師の綿密な事前準備が欠かせない。これを理解し視聴覚教育を有効に活用することで,授業は良い方向に大きく変化する可能性がある。学校における教育の際,ぜひ活用することを期待したい。 |
講評 | 例年、学校教育に関するオーソドックスなテーマが多い中で、モビリティマネジメント教育やリコーナの教育論など、学校教育文化ゼミに広がりをもたせてくれるテーマが目立った。同時に、NIE教育やキャリア教育といったまさに学校の「今」をテーマにした卒論もみられた。概して、取り組みの早かった人はかなりのレベルに達していた。しかし、取り組みが遅かったり、テーマの絞り込み、また資料の収集でいささか課題を残す卒論もあった。 |
キーワード1 | 視聴覚教育 |
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