詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 金子 邦秀 |
タイトル | 総合的な学習の時間におけるNIEは本当に有効なのか? |
内容 | 総合的な学習の時間を有効利用する教育方法の1つとしてNIEがあげられる。総合的な学習の時間は、現代的諸課題について学習するという目的で設置され、横断的・総合的な学習を行うことを目標に掲げているが、従来の教科書では行うことが難しいため、教材選びに課題が残る。NIEは、さまざまな内容が混載する新聞を教材として扱うため、横断的・総合的な学習が可能になる。また、新聞は一覧性という特徴をもつため、子どもたちは自分自身が知らなかった記事に興味・関心を持つ可能性がある。実際、NIE実践後、子どもたちは社会に関心を持つようになったことから、総合的な学習の時間の設置目的を果たすことができる。このように、総合的な学習の時間とNIEは、お互いの課題を補い、魅力を引き出し合い、それぞれの目標を達成することができることから、総合的な学習の時間におけるNIEは有効であると言える。 |
講評 | 例年、学校教育に関するオーソドックスなテーマが多い中で、モビリティマネジメント教育やリコーナの教育論など、学校教育文化ゼミに広がりをもたせてくれるテーマが目立った。同時に、NIE教育やキャリア教育といったまさに学校の「今」をテーマにした卒論もみられた。概して、取り組みの早かった人はかなりのレベルに達していた。しかし、取り組みが遅かったり、テーマの絞り込み、また資料の収集でいささか課題を残す卒論もあった。 |
キーワード1 | NIE教育 |
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