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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 木原 活信 |
タイトル | 離婚から子供を守る ―Judith S. Wallersteinの証明とセカンドチャンス― |
内容 | 離婚問題は,一般的に夫婦間の問題として捉えられることが多い.しかし,子供を持つ夫婦の場合,両親の離婚は子供自身の問題でもある.生活基盤である家庭の崩壊は,幼い子供であるほど深刻になる.ところが,日本では夫婦に焦点を当てたケアが大半であり,子供に対するケアがほとんど見られなかった. Judith S. Wallersteinは離婚に関するアメリカ屈指の専門家である.彼女は先例の無い研究プロジェクトを25年間にわたり遂行した結果,今までの認識とは異なる結果を得ることに成功していた.離婚の影響は一時的なものでは終わらないことや,両親の離婚を受け子供たちにどのような問題を残してしまうのか,今まで知られていなかった離婚の裏側が明らかにされている. 日本やアメリカの離婚事情を知り,離婚が子供に与える影響を知った上で,日本の離婚家庭への支援策―セカンドチャンスを生きるために何が出来るか―について提案した. |
講評 | 卒論のテーマ設定は、各自の自由に任せてあるので、それなりに自分自身の関心課題がかなり反映されているものと思われる。福祉領域のなかでも児童から高齢者、精神保健、病の課題、そして死の課題と広がりがあるものであった。現代という時代を反映してか、夫婦、離婚問題、ひきこもり問題、日本在住の外国人の子供と多文化などの新しいテーマもあったが、古くてなお未だ客観的な答えのない「生老病死」という課題に集約される。 |
キーワード1 | 離婚 |
キーワード2 | 子供 |
キーワード3 | Judith S. Wallerstein |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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