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学科 社会学科
年度 2013
ゼミ名 鯵坂 学
タイトル エコツーリズムの理想と現実
内容 エコツーリズムという旅行形態が存在する。文字通り、ツアーの中に環境への配慮を盛り込んだ観光の種類である。世界的には1970年代から、日本では1980年代後半からその概念が用いられるようになる。しかし、日本ではまだあまり「エコツーリズム」という概念が浸透していない。それはなぜか。
 エコツーリズムは地元の地域コミュニティとは切っても切れない関係にある。地域住民の協力なくしては魅力あるエコツーリズムを継続していくことはできないだろう。したがって、エコツーリズムには一般的に述べられた「理想」の形と、実際に展開されている「現実」の形が存在するのではないだろうか。
 筆者が実際にエコツーリズムの概念に基づいた「エコツアー」に参加することで、参加してみないとわからないようなエコツアーの実態を調査することができた。この論文はそんなエコツーリズムに関する基本的な情報をまとめながら、調査したエコツアーを中心に話を進めていく内容となっている。
講評 今年の卒業論文は、全体として完成が遅れ、みんなが本当に提出できるかどうか、教員の方はかなり心配しました。また内容としては、「修士論文」に近い高度なレベルのもの、先行研究や資料のコピー・ペーストが多い剽窃まがいの論文、引用ばかりの「つまらない」論文もありました。なお、フィールド・ワークの叙述部分では、「きらり」と光る作品もありました。評価は、A:2人、B:4人、C:3人、D:1人でした。
卒論の出来不出来の主要な要因は、第1に、卒論で明らかにする課題をしっかり持ち、先行研究を広く収集し、これらを的確に理解し、それに基づいて明確な分析枠組みを持っていたかどうかがあります。第2に、就職活動の終了の時期の早い遅いによる時間的なこともあったのでしょうが、大学生活最後の作品である卒論に取り組む各自の姿勢が大きかったのではと考えられます。時間があったのに適当に論文をまとめた人、時間的に困難があっても、量的調査やフィールド・ワークや資料収集にしっかり取り組んだ人もいた、と思います。
卒業論文にしっかり取り組むことにより、論理力、表現力、情報収集力などがついて、実社会で生き抜いていく力が付いたと思います。分りやすい明晰な文章が書ける人こそ本当に大学での勉強をした人です。卒業後の実社会でも、的確な情報を集め、それをもとに分析し、解決策を析出できるように自分を鍛えてください。
キーワード1 エコツーリズム
キーワード2 エコツアー
キーワード3 熊野古道
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