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学科 社会学科
年度 2013
ゼミ名 藤本 昌代
タイトル 働く意欲の実態―社員に聞くモチベーションとは―
内容 人びとの人生において仕事に関わる時間は大部分を占め、モチベーションの向上は働き続けることにおいても大切な要素である。また、企業が成果を得るためには個人の働く意欲が必要不可欠である。
モチベーションや働く意欲は、個人を取り巻く環境や状況によって異なる、または変化していくと考えられる。そして、その動機づけとなる要因は業績や賃金、人間関係、労働時間などの外的な要因、やりがいや自己成長など仕事そのものに動機づけられるという内発的な要因に区別できる。
本研究では、『就活版 働きやすい会社ランキング 2014年度版』にランクインした上位30社の中から全10社で働く16名の社員にインタビュー調査を行い、個人のモチベーションや働く意欲は、どのような相違点や共通点がみられるのかを分析し、類型化を目標とする。また、一人ひとりの独自の仕事観はどのように形成されるのか、被調査者の語りから明らかにしたい。
講評  本論文は組織で働く人々のワーク・モチベーションに着目したものである。「働きやすさランキング」の上位企業30社に勤務する20代と40代・50代の人々にインタビュー調査を依頼し、15名のインフォーマントの協力を得て、ワーク・モチベーションが高まる要因について調べられた。20代は自分の能力が発揮できたり、顧客からの言葉かけなど、自分が承認されることでワーク・モチベーションが上がりがちだが、中高年は部下の能力の向上や組織全体の業績の向上など、愛他的な要因によってワーク・モチベーションが高まることが明らかになった。また他にも長時間労働や家族とのライフイベントなどに関する事例も多く盛り込まれている。
キーワード1 モチベーション
キーワード2 やりがい
キーワード3 業績
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