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学科 | 社会学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 小林 久高 |
タイトル | バックパッカーの「自分探し」と旅の商品化―海外でのインタビュー調査を通して― |
内容 | バックパッカーの旅は、旅のルートやスケジュールをあらかじめ決めること無く、航空券以外全て現地調達をして現地の文化に浸りながら進んでいく形態の個人旅行である。 これは旅行会社が全旅程を管理するパッケージ・ツアーとは対極的な旅行形態であり、バックパッカーはスリリングで冒険的な旅をしているという社会的なイメージを持たれている。しかし、近年は、現地の旅行会社の増設やバックパッカー向けのガイドブックが普及し、バックパッカーの旅は商品化されてきており、安全で快適な旅へと姿を変えてきているのだ。 では、バックパッカーが冒険的であるというイメージはどこからきているのであろうか。本稿では、現代のバックパッカーの旅が商品化の過程にあっても、いまだに冒険的な旅だというロマンチックなイメージが社会的に維持されているのはなぜなのか、その理由を明らかにしていく。 |
講評 | 旅とアイデンティティの関係、旅の商品化、リスク体験、というそれぞれの内容は、面白くまた説得性がある。それらを総合した全体としてのまとまりがあればもっといい。 |
キーワード1 | バックパッカー |
キーワード2 | アイデンティティの刷新 |
キーワード3 | 旅の商品化 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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