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学科 社会学科
年度 2013
ゼミ名 小林 久高
タイトル バスドライバーの生活史
内容  本稿の目的は、私たちの身近なところで働いているにもかかわらず、その実態が見えにくい職業であるバスドライバーについて、量的な調査ではカバーしきれない側面を明らかにするために、彼らが自ら語った生活史を見ていくことである。
 年齢がほぼ同じでありながら、互いに大きく異なる人生を歩んできた2人のバスドライバーに注目し、その生活史を1.生まれてから高校卒業に至るまでの「青少年期」、2.高校卒業後からバスドライバーという職業に就くまでの「遍歴期」、3.バスドライバーという職業を選択してから現在に至るまでの「現職期」に分けて見ていった。
 2人の生活史を順に見ていく中で、彼らが今まで歩んできた道のりによって、彼らの人となりが形成され、それが今につながっていることがある程度明らかにされた。その個性は、今までの人生におけるさまざまな経験によって形成されたものもあれば、バスドライバーという職業を選択した後に生まれたものもあった。
講評 生活史ものはやっぱり読んでいて面白い。インタビューでの努力を感じさせる。ただ、最後のまとめや展望が十分でないのが残念だ。
キーワード1 ドライバー
キーワード2 公共交通
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