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学科 | 社会学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
タイトル | 大学生の意識にみる「海外」の持つ意味 ―「大学生の生活や意識に関する調査」を用いて― |
内容 | 本論文は、日本社会におけるグローバル人材育成に留学などの海外経験の機会が有効であると証明することを目的とする。海外経験と海外志向、そしてパーソナリティを捉える6項目を用いてクロス集計をおこない、その関連の強さをみる。分析結果から、海外経験があり海外志向もあるタイプの学生は、積極性やコミュニケーション力が高いと自己評価していることが明らかになった。そして、海外経験はなくても海外志向を持っているタイプの学生は、社交性や協調性が高いと自己評価していることが分析結果から示された。海外経験も海外志向のいずれも持たないタイプの学生は本稿で取り上げた6つのパーソナリティ項目すべてに関して、他2タイプの学生よりも低い自己評価をしていた。このことは、「海外」が大学生のパーソナリティに肯定的な効果をもたらしていることを示唆している。 |
講評 | 現在大学の課題とされているグローバル人材の要請に関して、学生の海外経験や海外志向がどのように関わってくるのかを検討した論文である。海外志向と海外経験がパーソナリティにどのように関わるかの分析が、因果の方向性も視野に入れて整理されれば、さらに良い論文になったといえる。 |
キーワード1 | 海外経験 |
キーワード2 | 海外志向 |
キーワード3 | パーソナリティ |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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