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学科 | 社会学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
タイトル | 酒造業と地域ネットワーク -伏見と灘の酒造業の歴史を通して- |
内容 | 論文では酒造業がどのようにして現在のような形態になるまで発展したのかを、伏見と灘に注目して歴史的に解明した。酒造家の地域の繋がりができたのは、どの時代なのか、その繋がりによって樽廻船で江戸と交易ができたなど、酒造家同士が協力し合わなければ発展は望めなかった。単に土地の条件が良いから発展したのではなく、そこには人的なネットワークが重なって発展につながったのである。現在の日本酒離れという現象の中で、これまでの発展してきた要因となったネットワークが、今後どのように生かされる可能性があるのか、海外でSAKE=高級品としての市場が切り開かれる環境の中で、試されることが予測されている。 |
講評 | 灘と伏見の酒造業の歴史を概観し、現状を分析した論文である。こうした地域とのつながりや震災のダメージからの復興に、どのように人々が関わってきたかに注目して考察すると、社会学(社会科学)らしい論文になった可能性は考えられる。 |
キーワード1 | 酒造業の発展 |
キーワード2 | 地域の繋がり |
キーワード3 | これからの酒造業 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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