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学科 | 社会学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 立木 茂雄 |
タイトル | 中国福建省福清市の来日留学生の変化及び変化に対する影響要因 ―2008,2009年と2012,2013年の来日福清留学生に対するインタビュー調査を通じて― |
内容 | 江戸時代から日本と関わりを持つ中国福建省福清市では,今でも毎年多くの福清人が日本に留学しに来る.日本の研究では留学生としての福清人を研究することが少なく,今を生きる福清留学生に対する調査も殆ど見当たらない. 本稿では,ある日本語学校の2008,2009年と2012,2013年の来日福清留学生21名に対するインタビュー調査を行った.両者を比較し,福清留学生の現状に対する理解を深め,そして来日した福清留学生の変化及び変化に対する影響要因を明らかすることを目的としてきた. その結果,2008,2009年に来日した福清留学生と2012,2013年に来日した福清留学生との間では,自分から中国への仕送り額,勉強状況,日本に長くいる予定,中国での最終学歴という4つの点では変化があった.また,中国への仕送り額の変化と中国での最終学歴の変化に影響するものとして,東日本大震災,日本経済の悪化,中日関係の悪化という3つの要因が明らかになった. |
講評 | 複数回にわたる克明なインタビュー調査に基づいて、中国福建省から来日する留学生の変化(就学・就職への態度)は、景気や日中間関係の緊張よりは、むしろ東日本大震災による影響(留学先としての日本の魅力の低下)の方が大きいことを説得的に示しています。 |
キーワード1 | 福清 |
キーワード2 | 留学生 |
キーワード3 | 華僑 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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