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学科 社会学科
年度 2013
ゼミ名 立木 茂雄
タイトル 同志社大学における文系移転がサークルに与える影響 ―サークル活動者へのインタビュー調査を通じて―
内容 2013年の同志社大学には大きな2つの出来事があった。1つはNHK大河ドラマで創立者・新島襄の妻・八重とともに同志社が大きく注目されたことである。もう1つは文系学部が今出川校地に移転をしたことである。多くの学生が今出川校地に移転したことによって学生生活に様々な影響を与えたことは必至である。その移転を調査するにあたってその調査対象として、サークル活動に着目をした。本論文では21のサークルに所属する学生にインタビュー調査を行い、サークル活動において移転の影響はあるかどうか、あるとすればそれは良い影響か悪い影響かを分析した。その結果、サークルの多くは移転によって様々な影響を受けており、その影響の良し悪しには、拠点の変更はもちろんのこと、そのサークル内でどれだけ顔を合わせたコミュニケーションが取れているかどうかが影響を与えていることが分かった。
講評 文系学部の今出川校地への移転が、大学生のサークル活動に与える影響について検討を行っていました。今出川・京田辺両校地で活動しているサークル関係者にインタビューを行い、その結果、全体的にサークル活動が衰退しており専用の施設が必要な体育会系でその影響が大きいことを明らかにしました。また、サークル活動外でメンバーが顔を合わせる機会がサークル活動の活発さに影響しており、都心キャンパスへの移転はそのための場所と、学生が大学内で過ごす時間を減少させており、サークル活動全体の衰退につながっているのではと考察しています。
キーワード1 文系移転
キーワード2 サークル
キーワード3 インタビュー
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