詳細 | |
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学科 | 社会学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | Fabio Gygi |
タイトル | 「草食男子」論における言説のエコノミー |
内容 | 本論の目的は、既存の「草食男子」論の分類志向性及び、恋愛言説への局所化を批判的に考察することである。 第1章では、既存の「草食男子」論および「草食男子」にまつわる言説を確認し、それらの議論にはセクシュアリティというアクターが抜け落ちていることを指摘した。 第2章では、「草食男子」論において、「セックスをしないのが草食男子」という言説について、オナニーをはじめとするセクシュアリティの隠蔽が生じていることを指摘した。 第3章では、まなざしのありかたが主体としての男性、客体としての女性から、主体としての女性、客体としての男性への逆転がおこっていることをポルノグラフィを例として考察した。 第4章では、「草食男子」論においてホモフォビア(同性愛嫌悪)が語られていないことを、ドラマ「おひとりさま」を題材として批判的に検証した。その中で、男性が女性のホモソーシャリティ構築の一助となっていることを批判的に考察した。 |
講評 | |
キーワード1 | 性欲のエコノミー問題 |
キーワード2 | ポルノグラフィ |
キーワード3 | まなざしの主客 |
キーワード4 | ホモソーシャル |
キーワード5 | |
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