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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 木原 活信 |
タイトル | 精神障害当事者が行う講演活動に おける聞き手・語り手にとっての意義 |
内容 | 現在、精神保健福祉の普及啓発活動は、様々な場所において多様な方法で行われている。本稿ではその中でも精神障害当事者が行う講演活動の、聞き手・語り手それぞれにとっての意義を研究した。聞き手は当事者との出会いや当事者が持つ個別の体験談を聞くことで、精神障害(者)への理解の深化や偏見の是正が可能である。語り手にとって自分の体験を語ることは自身の体験を振り返る作業であり、これまでの体験を受け入れ自身の回復に繋がる活動である。また、聞き手を前にして語りその反応を得ることは自己肯定感や自信を高める体験となり得る。これらの意義を踏まえ、最後に市民(聞き手)と当事者(語り手)の両方にとってより意義のある講演活動の在り方について考察し、講演活動の場が互いの交流の場になることが重要であると主張した。また、活動の場を設定・調整するにあたっては、当事者と市民両方の視点を持ち合わせた支援者の存在が必要であると述べた。 |
講評 | 筆者は、一貫した関心から精神障害当事者が行う講演活動の、意義を研究した。筆者の関心は、聞き手は当事者との出会いや当事者が持つ個別の体験談を聞くことで、精神障害(者)への理解の深化や偏見の是正が可能となり、語り手にとって自分の体験を語ることは自身の体験を振り返る作業になることを緻密な議論のなかで明示した。それによって、これまでの体験を受け入れ、また自己肯定感や自信を高める体験となり得、自分自身の回復に繋がる活動であるということを分析した。最終的に、聞き手と語り手の双方にとって意義のある講演活動の在り方について考察し、講演活動の場が互いの交流の場になることが重要であると主張した力作である。後半、論文執筆にやや手間取ったが自分なりに調査し、分析した結果を論文のなかに表現することができたと思う。実証的データをもっと増やして、考察していくことで、その実際の効用を明らかにできるであろう。 |
キーワード1 | 精神障害 |
キーワード2 | 啓発活動 |
キーワード3 | 講演活動 |
キーワード4 | |
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