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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 児童養護施設で暮らす子どもたちの社会的養護 ―地域が子どもたちを育てていくために― |
内容 | 様々な複雑な背景を抱えた子どもたちが暮らす児童養護施設.児童養護施設で暮らす子どもたちが“施設の子”として社会的に排除される事実がある.子どもたちは社会から排除されるべき対象ではなく,社会に守られ育てられていく対象ではないのか.「子どもの最善の利益のために」と「社会全体で子どもを育む」を理念として行われる社会的養護中心に児童養護施設,教育現場,地域がどのように連携しながら子どもたちを育てていくべきなのかを探ることを目的とする. 社会的養護の現状を踏まえた上で,児童養護施設と地域の関わりの難しさや社会的排除の事実について論ずる.さらに,子どもたちが多くの時間を過ごす教育現場で,友人,教師との関わりを中心に社会的排除のきっかけや学校生活での課題,児童養護施設と教育現場の連携について明らかにする.子どもたちが地域に育てられるための児童養護施設側,教育現場側の展望を含め,児童養護施設の子どもたちが地域にのびのびと育てられる方法について考えていく. |
講評 | 本論文は、児童養護施設で暮らす子どもたちが体験する「社会的排除」の問題に取り組んだ論文です。福祉施設と学校との連携についても考察しつつ、子どもの育ちと学びを地域で支えるために、社会的養護の実践や積極的な意義について、わかりやすくまとめられています。筆者の子どもへの暖かいまなざしが伝わってくる論文です。 |
キーワード1 | 社会的養護 |
キーワード2 | 児童養護施設 |
キーワード3 | 地域 |
キーワード4 | 教育現場 |
キーワード5 | |
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