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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 軽度発達障害児と支援 ―ユニバーサルデザインの視点から考える支援のあり方とは― |
内容 | 本稿では,近年徐々に認識され始めた発達障害の中でも,軽度発達障害と呼ばれる生きづらさを抱える子ども達と彼らへの支援に焦点を当て,より良い支援のあり方やその重要性について考察する.障害の有無や等級,種別,年齢に関わらずムラのない理解と支援のユニバーサルデザインを考えることによって,発達障害という障害特性としての外見から判断がつきにくいことや認知の低さに加えて,軽度障害ゆえのもどかしさや生きづらさを抱える子ども達への適切な理解と支援の在り方を考察する. 第一章では,軽度発達障害児を取り巻く現状について述べる.発達障害と軽度障害の理解を深め,障害者手帳を持たない軽度障害児の存在と診断の持つ意義について当事者の声などを参考に考える.第二章では,理解と支援の必要性を考える.環境への理解と知識の周知,軽度障害児自身の理解と認識の必要性を述べた上で,理解を基盤とした支援を考える.第三章では,軽度発達障害児とその家族を支える支援の現状と課題,また,支援のユニバーサルデザインを考えることによって実現される軽度発達障害を抱える子ども達が健やかに成長できる社会を考察する. |
講評 | 本論文は、軽度発達障害を抱える子どもたちとその家族への支援について考察したものです。外からは見えにくいとされる軽度発達障害ならではの生活上の困難に焦点を当てて子どもと家族に寄り添った展開がなされています。「ユニバーサルデザイン」としての支援を描いた箇所は筆者のオリジナリティがあって、興味深い内容となっています。 |
キーワード1 | 軽度 |
キーワード2 | 発達障害 |
キーワード3 | ユニバーサルデザイン |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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